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まやっぺ先生の背中で語る人生の歩き方

子供を抱っこするお母さん-image

Case3

本当にやりたいことを見つける方法


自分のしたいことがわからない

ワクワクすることがない

よくいただくご相談ですが、ここでは【自己受容と自己肯定】という 2つの視点からみていきます。一見同じようなこれらの言葉ですが、自分(過去)を認めるのが自己受容で、希望(未来)に目を向けていくのが自己肯定として考えていきます。

過保護な親-image

自己受容

ある30代の女性の方のケース。初めてお会いしたときは、「やりたいことがない」と言われていました。昔興味があったことを思い返しても、それを今やりたいかどうかもはっきりしない。何度かお会いしている間にわかってきた「本当は○○したかった」という過去に置き去りにされたままの思いがあったこと。一つ出てくるとそこから芋づる式に出てくることがよくありますが、この女性の場合もそこからどんどん「本当は○○したかった(してほしかった)」が出てきました。

そんな思いが自分の中にあることをただただ認めてもらい、徹底的の【自己受容】をしていくこと。自己受容ができていない状態で「やりたいことは?」「自分のワクワクをやろう」と考ええても、ぬかるんでいる土地に家を建てようとするようなものです。まずは傷ついている自分の心に気づき認めることが必要。そのために色々な質問をさせていただいたり、じっくりお話を聞かせていただくようにしています。

手を広げる子供-image

自己肯定

自己受容がクリアーできてから、自分の本当の望みを思い出していく【自己肯定】の作業に移ります。「本当は○○したい」「こんなふうに生きていきたい」こんな未来への希望が自然と出てき始めます。

その女性は元々精神世界にも興味があり、「本当はもっと色んな人と出逢って色んな世界を見てみたい」という願望があったことを思い出されました。そこから興味を持った方のところへはどんどん会いに行ってみるということを始められたのです。シングルマザーで正社員としての仕事もされている彼女ですが、やりたいことに意識を向け少しずつ実践され始めてから仕事にも一層充実感を得られ、今はとても幸せを感じて毎日を送れていると時々連絡をいただきます。

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本来の自分に戻ること

この自己受容と自己肯定は、結局のところ【自分と向き合う】作業です。コツさえ掴めば一人でもできますが、私たちは「答えは別(外)のどこかにある」と長い間思い込まされてきました。初めてやる場合は、正しく付き添ってくれる伴走者と一緒にやっていくことでいち早く本当の自分に戻っていくことができます。

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